Ghanaian folktaleアナンシと知恵Short story昔々、人々は何も知らなかった。彼らは農作物の育て方も、服の縫い方も鉄の道具を作る方法も知らなかった。空に住んでた神ニヤメが世界のすべての知恵を持っていた。彼はそれを安全に粘土でできた壺にしまっていた。ある日、ニヤメは知恵の壺をアナンシにあげることにした。アナんシは粘土でできた壺の中をのぞき込む度に、何か新しいものを学んだ。彼はそれを楽しんだ。強欲なアナンシはこう思った。「高い木の上に壺を置いておけば安全だ。そうしたら独り占めすることができる!」彼は壺を長い紐でお腹に巻いた。木を登り始めた。しかしずっと膝の間で壺が跳ねて木を登ることは難しかった。ずっとアナンシの若い息子は木の下でそれを見ながら立っていた。そして彼はこう言った。「お腹の代わりに、背中の方に壺を結んだほうがかんたんじゃない?」アナンシは背中の方に粘土でできた知恵の壺を結びつけてみたが、本当にそのほうが簡単だった。すぐに木の頂上に着いた。しかしそこで彼は止まって、こう考えた。「僕は全ての知恵を持っているはずなのに、自分の息子の方が賢いじゃないか!」アナンシはこのことにとても怒って、壺を木からほうり投げた。壺は壊れて地面にバラバラに割れた。その知恵はみんなに自由に共有された。そうやって人々は農業や服の作り方や、鉄製の道具の作り方、そしてその他の全ての知恵を学ぶことができた。